補習校変遷

レスデ日本語補習校の歩み


2003年9月より「ドレスデンこども会」が日本人駐在員有志により、子弟に日本文化習慣、特に季節にまつわる遊びや歌、お話を通じて学んでもらうことを目的として始まった。ここドイツ連邦共和国ザクセン州ドレスデン市に滞在しながらも「日本語と日本文化に触れてもらう」ため、お正月、節分、ひな祭り等の季節ごとの日本伝統行事や日本の風習を折り込んだ題材を用い、その演出も父母たちによって毎回力が注がれていた。

設立当初は集合会場もなく、隔週にて各家庭を会場として解放していた。外国人局所有の建物(2003年10月3日より個人名にて契約)になってからは予算が必要となり、会場費捻出のためバザー出店(持ち寄りの品を販売)や、毎年9月下旬に行われる国際フェスティバルへの参加(日本伝統手工芸である折り紙や書画などの紹介、及び日本由来の品や父母による手作りお寿司の販売)をしてきた。講師は子弟の父母でもある高木恭子氏の奉仕活動により、実際の出費は会場費のみとなっていた。そのため、毎年の活動費用は充分に賄われていた。

しかしながら、2006年末には子弟の成長および参加人数の増加に伴う小学部設立の必要性に迫られ、正式に常勤講師として現ドレスデンインターナショナルスクールの日本語アシスタント教師である田中道子氏を迎え2007年2月1日、正式に「ドレスデン日本語補習校」と改名しての活動開始へ至る。

「ドレスデンこども会」から「ドレスデン日本語補習校」へと名前に変更はあったものの、活動(授業)内容は隔週が毎週になったこと以外には特に大きな変化はなかった。


2007年2月1日 ドレスデン日本語補習校として発足

2008年 賛助会員を募り日本政府への補習授業新規校として申請を果たす。

2009年4月1日 日本政府より日本語補習校として認定を受ける。

2011年 補習校校歌 二木緋紗子 作詞、門屋尚子 作曲

2011年 ドイツにおいても二木緋紗子(校長・当時)の多大な尽力により、公益法人(e.V.)申請をドレスデン市に行い、認可される。

2014年より 事務員を採用

2015年4月1日 中山和子氏 校長就任 

2016年 校章 勝又友子氏 作

2016年4月1日 勝又友子氏 校長就任

2018年4月1日 二股美千代氏 校長就任

2021年4月1日 倉橋里美氏 校長就任

2022年4月1日 高木恭子氏 現校長就任