文化祭

更新日:2023年11月28日

11月25日はあいにく雪がちらつく天気でしたが、お昼過ぎから元気な子どもたちがワイワイ入ってきました。


会場準備の間、3年生は全員練習の時間が取れなかったこともあり、こっそりリハーサルをしています。今年はすべての学年が劇をするので、衣装に着替える子どもたち。浴衣や着物に着替えます。着替えを手伝う親もドキドキ。


まずはこども会の発表から。

こども会は希望者のみの参加ながら2歳から小学校入学前までの子どもたちがところ狭しと並んで、『へい!タンブリン』と『エビカニクス』を披露してくれました。タンブリンを一生懸命鳴らす小さな手。エビカニクスの可愛い振り付け。こども会は月1回の開催なので、夏休み前から練習を重ねてくれたそうです。


次は、補習校の子どもたちの発表です。

1・2年生合同で、『桃太郎』の劇です。合同ですが、人数が少ないのでおじいさん役はキジと一人2役。おばあさんもサルと2役こなさないといけません。それでも、おじいさん、おばあさん、桃太郎、猿、犬、キジ、鬼がふたり。そしてナレーター。文化祭ギリギリまでセリフが覚えられない子もいましたが、本番は今までで最高の出来でした。


3・4年生も合同で『寿限無/名付けと意味』

まず子どもたちはお家の方に聞いてきた、自分の名前の由来を発表しました。その後、こんな名前をつけられた子どもの話として寿限無の劇が始まります。3・4年生になると長いセリフもスラスラ出てきます。お芝居をする余裕もあり、表情豊かに演じています。お約束の長い寿限無くんの名前。全員「じゅげむじゅげむ ごこうの…」と言えるのです。感心するばかりでした。



6年生『柿山伏』は柿泥棒をしてしまった山伏と柿の所有者の話です。二人の掛け合いが見事で、息もピッタリでした。6年生になると貫禄があって、笑いも交えながらの劇でした。


中学2年生『附子(ぶす)』

主人が留守の間、家来たちが猛毒『附子』を守る話です。その附子、実は水飴で、家来は全部食べてしまい、主人に怒られないためにどうしようか画策する話。セリフの間の取り方、息もピッタリでお見事!


そのあとは先生と理事会からの都道府県クイズをして、お楽しみの歓談会。和気あいあいとおしゃべりしながら他学年の保護者や先生、子どもたちの交流の時間。


そして昔遊びの時間。本来なら大縄跳びや『だるまさんが転んだ』をする予定でしたが、雪のため室内だけの時間になりました。椅子取りゲーム、紙芝居、けん玉、こま、折り紙と盛りだくさんの遊びコーナー。保護者も、子どもたちに負けないくらい夢中になってけん玉やコマで遊びました。



楽しい土曜日の午後でした。